お知らせ

東京矯正歯科学会秋季セミナーに参加しました。

 標記セミナーに、平成25年11月21日(木)参加しました。テーマは包括的歯科医療を目指して〜歯周・咬合・顎関節の基礎知識〜でした。

鶴見大学歯周病学講座五味一博教授は、成人矯正歯科患者様への歯周病学的アプローチ、つまり歯周病は細菌感染症であるという基本認識のもとに効率的に抗菌薬を用い歯周病原菌をコントロールし、これまで矯正治療を躊躇していた症例に対しても治療の可能性を示唆していました。講演を聞いて、矯正歯科治療においても歯周病専門医とのチームアプローチが必要との思いに至りました。

東京医科歯科大学顎関節治療部木野孔司准教授は、噛み締めなど歯列接触癖(Tooth Contacting Habit)を持つ矯正歯科患者様は、歯の移動に伴う咬合接触点の変化が刺激となり、無意識に「噛む位置」を探そうとして咀嚼筋の筋活動を強め、これが長引くと咀嚼筋を疲労させ、顎関節への負担を増大させ、顎関節症を発症することがあると注意喚起していました。私共は、日々の矯正歯科診療において歯列接触癖や顎関節症をお持ちの患者様には特に慎重な診療に努め、過去に顎関節症症状が軽減された患者様は多数いらっしゃいますが、増悪した患者様はお一人もいらっしゃいません。今後も、慎重な診療に努めて参ります。