お知らせ

第72回 日本矯正歯科学会大会 に参加してきました。

標記学術大会(2013年10月7-9日)に参加してきました。秋の信州は、10月だというのに30度近くの暑さです。会場の長野県松本市キッセイ文化ホールでは、300以上の学術展示、50余りの症例報告、特別講演、教育講演、シンポジウム、セミナーなどに研究者たちはより熱くなって討議していました。

 今回のテーマは、「矯正治療後の安定性を求めて-リスク管理を踏まえてー」でした。大会に参加して感じたことは、どんなに新しい装置や材料(=新しい治療法)が開発されても一番重要なことは、「治療後の安定性」だということを再認識したことです。 このことは、大会2日目の臨床セミナーでの日本大学歯学部清水典佳教授の「スタンダードエッジワイズ法の勧め」の講演で「次々に紹介される新しい矯正治療法に翻弄され、どの治療法にも精通できない矯正歯科医が少なくない。どのような状況にも対応できる知識と技術を身に付けるため、一定期間一つの治療法に執着し、熟知、精通することが重要だ」との意見と症例供覧により確信しました。

 今大会では、昨年公知申請が認可された歯科矯正用アンカースクリューを利用し、予知性が高く安全で効率よい矯正治療応用についての発表が多数あり、興味を持ってディスカッションしてきました。